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天元突破グレンラガン 14話「皆さん、ごきげんよう」

今回、どうしようもなくネガティブな感想になってしまったので、14話にネガティブな感想を持たれた方以外は、たぶん読まないほうがいいエントリになっております。すみません。

脚本がダメだと全部がくずれるということを、脱力感とともに思い知った14話。
なんだこれと思っていたら、脚本は悪夢の第4話と同じ山口宏氏でした。

wikipediaで調べてみると好きな作品もあったりして(『メロウリンク』『ゲートキーパーズ』『アキハバラ電脳組』は好き)、よっぽどグレンラガンと相性が悪いのかと、複雑な気分。
ロージェノムの城が回転?(このあたりもよくわからなかった)しはじめて、そこに向かって新しくあらわれたキャラクタたちが特攻して死亡したシーン。
あれだけはせめて他のスタッフが止められなかったのかと、悲しくなった。

グレンラガンは、カミナの死という”たったひとつの死”をキーにして回った物語だった。
だから他の脚本スタッフは、獣人は殺しても人間を殺さなかった
こんなに軽く人死にを扱っては絶対にいけない物語なはずだったのだ。

直後の、無謀な特攻を止めたニアの立体投影にしても、前フリがまったくない。
それ以前に、「シモンたちがどういう気持ちでロージェノムの城にいどむ」のか、よくわからない。14話の中で行ったドラマ的な前フリが、アニキの墓参りだけだからだ。
「だいたいそういう話の流れだからわかるでしょ」というのも、直前の12話は水着回で13話はニアのお料理話と、軽めの話が2話続いた直後なのである。14話のような戦闘だらけの話をして盛り上がるのは、13話を決戦直前の様子を描く前フリに使って”ため”を作れた場合だけではないだろうか?

すくなくともこの戦いは、カミナの敵討ちという単純な要素に収束できるものではなかったはずなのだ。大グレン団の旗は、そもそもそういうものではなかっただろうか?
グレンラガンは13話まで、シモンの物語、”大グレン団の内側”の話ばかり描いてきた
決戦にはいる14話は、「いかにして大グレン団の物語を、螺旋王たち大きな世界の物語とつなげるか」という、重要な作業が行われるべき、キーになるべき物語だったはずだ。

戦闘シーンにここまで大きく時間を使ったことも、今ひとつわからない。これまでグレンラガンは、戦闘のピンチでお客さんを引きつけてきた物語ではなかったと思う。
ここまでで一番盛り上がった話というと、8話と11話だ。けれど、実は両方とも、物語の一番の盛り上がりはシモンとカミナとニアという”人間”が作っていて、強敵とのメカ戦の決着は必殺技一発で片付けている
四天王のシトマンドラとグアームが両方出てきてピンチですと言われても、そもそも四天王自体、これまでほとんど使い捨てキャラ化していたのだ。観客側にそこに思い入れがあるはずもない。
そもそも、グアームを”ドラマとして活用”したいなら、熱かった11話をお客さんが思い出すように、その対決の中にニアがからんでいるべきではなかっただろうか。

感想を書いてきて、どんどんネガティブになりそうなので、このあたりで。
そもそもエントリをたてなきゃいいとも思いました。けれど、たぶんこのblogのグレンラガンのエントリとの対照物として置いておくべきかという気もしたので立てておきました。
ただネガティブなだけになってしまったので、この14話感想は、不義理ではあるのですが、このblogからトラックバック返しはしないようにしようと思っています。
よそのblogさんから感想巡回されてきたお客さんが、うちを読んでイヤな気分になると申し訳ないので。

ともあれ、15話は立て直されていることを期待しております。

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